まつげにありがちな症状。長さはあるけど本数が少ない

まつげの悩みで意外に多いのが、長さはあるけど本数が少ないというものです。まつげの本数が少ない方の場合、長さを出すためにマスカラを塗ると、本数の少なさが余計に目立ってしまうことがあります。

まつげの本数が少なくなる原因

遺伝によるもの、アイメイクのクレンジングやつけまつげ・まつげエクステによる負担があります。

まつげの少なさが遺伝によるものかどうかを判断するには、家族や親族の中でも同じ年代の人のまつげを見てみてください。年配の方の場合、遺伝ではなく加齢によってまつげが少なくなっている可能性も高いからです。原因が遺伝でない場合は、原因となるクレンジング方法やつけまつげ、まつげエクステなどを見直す必要があります。

アイメイクでまつげの少なさをカバーする方法

アイメイクでまつげの少なさをカバーするのなら、ボリュームタイプのマスカラがおすすめです。長さを出すことよりも、まつげの束感や太さを強調してくれるマスカラを選びましょう。

ボリュームタイプのマスカラは、ロングタイプのものに比べてダマになりやすいのが難点です。ダマを防ぐには、マスカラの容器の口のところで2~3回しごき、ブラシの先端に溜まったマスカラ液をさらにしごき落とします。

余分なマスカラ液をしごき落としてから、まつげの根元にブラシを当て、ジグザグと左右に数回揺らし、毛先の方へスッとスライド。まつげの根元部分をしっかりとセパレートさせることで、マスカラ液が分散してダマになりにくくなります。

下まつげにマスカラを塗る方法

マスカラを下まつげに塗るときには、ブラシを縦方向に持って塗ります。上まつげに塗るときと同じように横向きに塗ろうとしてはダメ。横向きではブラシの形が下まぶたのカーブに合わないので、一か所に固まったり下まぶたについてしまったりして、うまく塗れないのです。

まつげの少ない印象を素の状態から変えるなら、まつげ美容液がおすすめです。充分な栄養の行き渡った健康的なまつげなら、1本1本を濃く太い印象に見せてくれるので、まつげの少なさをカバーすることができます。

まつげを美しく魅せることでの弊害。彼氏の前でスッピンになれない

女性がメイクをするとき、もっとも気合いを入れるパーツが目です。しかし、とにかく目を濃く見せることに重点を置いていたメイク法は、古くなりました。印象的でありながらも、自然な目元につくりあげることが最近のアイメイクの主流となっています。

ナチュラルで印象的な目元をつくるのに必須なのが、まつげの美しさ。まつげを美しく見せるために、これまでいろいろな方法が流行ってきました。

まつ毛を美しく魅せる方法

ビューラーにはじまり、濃く長く見せるマスカラ、まつげパーマ、付けまつげ、まつげエクステ。実際にそれらが流行るまでは、ごく一部の濃いアイメイクをする人、シーンでのみ使われる方法です。

マスカラが流行る前までは、マスカラを付けるのなんてよっぽど濃いメイクをする人限定のものでしたし、付けまつげも流行するまでは、舞台メイクなどで遠目でも表情をはっきりと見せるためにのみ使われてきました。

しかし、一度日常でそれらの方法を使えば、まつげを美しく見せるメイクなしではいられなくなってしまいます。それほど、まつげの存在感は大きく、女性の心をつかんで離さないのです。

まつ毛を美しく魅せることでの弊害

まつげを濃く美しく見せる方法はいくつもありますが、そのどれもがまつげに大きな負担をかけます。その負担によって、「まつげが薄くなる」「短くなる」「まばらにしか生えてこない」「すぐに抜けてしまう」「傷んでコシやハリがない」という症状に悩まされる女性が増加。

美しいベースメイクは美しいお肌があってこそといわれますが、まつげも同じです。ちゃんとした土台があってこそ、まつげに施術したときにもっとも映えさせることができます。

彼氏の前でスッピンになれない

まつげが傷んでいるときの悩みは、メイクや施術を取ったときにも表れます。目元の印象があまりにもさみしくなるので、「彼氏の前ではスッピンになれない」「友達との温泉旅行でメイクを落とした顔を見られてビックリされた」。そんな経験がある方も多いでしょう。

私の周りでも、「いろいろな方法を試してきたけど、自分の素のまつげも美しく健康的であるのが結局は1番いい」という声がたくさん聞かれるようになってきました。

アイプチでつけまつげもつけれるの?

みなさん、アイプチのことはご存知でしょうか。
アイプチとは、一重まぶたを人工的に二重にする化粧品のことをいいます。

形態は、液状や糊状のものなどさまざまです。
いずれにしても、まぶたに塗り、専用のピックを使ってまぶたの皮膚と皮膚を挟むようにして、ぐっと押し込み二重を作るものなのです。
これが、気軽に二重になると、高校生・中学生の間で昔から人気です。

そんなアイプチですが、近年ではつけまつげの接着剤として使用すると自然な仕上がりになると、人気を集めています。
人気の理由は、「はがれにくく」「扱いやすい」という点。
また、アイプチはアイプチでもウオータープルーフタイプのほうがより人気です。

デメリットは、まつげのりでも同じことかもしれませんが、スースーする点。
スースーが気になる程度ならいいのですが、100人が100人アイプチがお肌にあうとは限りません。
かゆみやはれを感じたら、すぐに使用を停止することをおすすめします。

つけまつげもアイプチもしたいとき、ばじめはどちら?

アイプチ愛用者の方にとって、つけまつげ・アイプチ・アイシャドーとどの順番でつければいいのか?ということが悩みどころだったりしないでしょうか。

メジャーな方法としては、まずはつけまつげから始めるのが王道のようなのです。
つけまつげは一般的に、接着部分ののりしろがうすい方が自然に見えるといわれています。
逆に、こののりしろ部分が幅広で、芯のしっかりしたタイプですと、これだけでなぜか二重になるという方もいらっしゃるようなんです。

これでアイプチの手間が省けるというのでしたら、このようなは幅広タイプのつけまつげを試してみるのもいいかもしれません。

つけまつげのあとは、アイプチです。
そこまで完了したら、アイライナー・アイシャドーを使って自然にみえる目元を演出していきます。
ただ、あまりにもメイクに集中しすぎると、不自然になってしまう可能性もあります。
目元をつねにさまざまな角度からチェックしながら、メイクを進めていくことをおすすめします。

 

男性もまつげにこだわる時代です

男性向けの美容室やエステサロン、ネイルサロン、美容家電など、男性をターゲットとした美容サービスがたくさんできています。
まつげ美容もその例外ではなく、男性専用のお店や男性コースを用意しているまつげエクステサロンもあります。

男性のまつげエクステの場合、女性のように長く濃く豪華に仕上げることが目的ではなく、あくまでも自然に目力を付けるために行うのが一般的です。
接客業や営業職、経営職に付いている男性は、目に力があるだけで話に熱意を感じ、信憑性が増すことがあります。
もともとのまつげの本数やボリュームによって個人差はありますが、短めのラッシュを50本程度足すのが男性向けまつげエクステの主流になっているようです。
男性はメイクをしないので、少なめの本数でも女性に比べて効果がハッキリ出やすいというのがこの業界でよく聞かれる声です。
まつげエクステを経験した男性は、自然に目力がアップするので仕事にもいい影響が出ると口をそろえ、その効果のとりこになるようです。

まつげエクステでも少なめの本数で短めのラッシュを選べば、自然な仕上がりになるので周囲に気づかれることはほとんどないでしょう。
しかし、そういった美容サービスは女性のものという考えが強い環境にいる場合、バレやしないかといつもヒヤヒヤして過ごすことになってしまいます。
まつげ美容液なら、まつげの毛周期に合わせて数カ月といった長い期間をかけて少しづつまつげを健康的に育てていきます。
ある日突然まつげが増えるということがないので、周りに気を使うといった心配は無用です。
まつげ美容液には、まつげだけでなくまぶたの皮膚にもうるおいを補給する成分が配合されているものが多くなります。
老けてみえてしまう原因となるのが、加齢によってまつげが減ったり、まぶたがたるんでくることです。
まつげ美容液をつかい続けることで目元が老けて見えるのを防ぎ、いつまでも若々しくいられる効果も期待できます。