まつげがあまり伸びないんです。左右の長さも違ったままだし

私の周囲でまつげに関するトラブルとしてよく聞かれるのが、「ライターなどでまつげを焦がしてしまって、そこから短くなったままなかなか伸びてこない」という声です。

まつげも髪の毛と同じように毛周期があって、毛の成長サイクルに従って伸びたり生え変わったりしています。なので、ずっと短いままということはありません。安心してください。

長い間左右の長さが違ったままの場合

長い期間、まつ毛の長さが左右で違ったままで治らない場合、生活習慣などが原因で毛周期が乱れて、まつげの成長スピードが落ちていることが考えられます。

まつげの毛周期が乱れる原因のひとつが、睡眠不足です。夜の10時から2時の間はシンデレラタイムとよばれていて、成長ホルモンがたくさん分泌される時間。まつげだけでなく髪の毛やお肌の新陳代謝にもかかわっています。できるだけその時間にはベッドに入っているようにしましょう。

まつげの成長を促すには、目の周りの血流を促すのも方法です。指先のすべりをよくするためにマッサージ用のクリームやオイルを塗り、力を入れずに目の周りの骨にそって指をすべらせます。力をいれてしまうと、皮膚が引っ張られてシワの原因になりますから、やさしく行いましょう。

まつ毛の毛周期

まつげの毛周期は3週間から4カ月程度です。毛周期の長さには個人差がありますが、毛周期の乱れを直せば、それくらいの期間で元の長さに生えそろうことになります。それまでの間、短い方のまつげを長い方に合わせるためにロングタイプのマスカラや、まつげエクステを利用するとよいでしょう。

繊維の入ったロングタイプのマスカラなら、ていねいに塗り重ねていくことでどんどん長さを出すことができます。まつげエクステなら、施術前のカウンセリングで悩みを相談しておくと、左右の印象をそろえる仕上がりにしてもらうことができます。

生活習慣を整えてまつげの生え変わりを促しながら、メイクやエクステンションで今の悩みを解消していきましょう。

まつげがまばら、トホホ。

まつげの悩みでよく聞かれるのが、「生え方がまばら」というトホホな声です。まつげがところごころ少なかったり、まったく生えていない部分があったりで、濃い部分と薄い部分がまばらになっているという症状です。

髪の毛の質の変化を感じやすいのが30代後半からといわれていて、まつげの質の変化もそのぐらいから感じる方が多くなっています。

まつ毛がまだらになる原因

まつげがまばらになる原因のひとつは、加齢によって血流が悪くなることです。まつげエクステやビューラー、目元のメイクを落とす際のダメージでまつげが抜けたり切れたりしても、若いうちなら比較的短い期間でダメージを回復できます。

しかし、加齢によって目元の血流が悪くなると、酸素や栄養分をまつげの毛母細胞に充分に届けることができません。血流が滞って酸素や栄養分が不足することで、まつげの毛周期が狂います。

そのためにまつげがなかなか生えてこず、生えてきても伸びるスピードが遅かったり、すぐに抜けてしまったりするのです。

血流を促すマッサージ

まつげの毛根への血流を促すには、目の周りのマッサージがよいでしょう。マッサージ用のクリームやオイルを使って、軽いタッチでマッサージしてください。

首を冷やさないようにすることも重要です。首が冷えてしまうと、顔全体への血流が滞ります。そうなると、まつげが生えにくくなるだけでなく、お肌の乾燥や頭皮環境の悪化による髪質の変化にもつながります。首元をあたためることで顔への血流を増やして、酸素や栄養分を充分に届けられるようにしましょう。

まつげ美容液

まつげ美容液を使う方法もあります。今、まつげ美容液も色々なメーカーから試行錯誤の結果、優れたものもたくさん販売されていますから、使ってみるのも方法です。

例えば、今人気の美容液といえばエビちゃんが愛用していることで話題になっているこちら



保湿力の高い美容成分を配合していますから、目元のくすみや目尻のシワをケアなどの目元の環境を整えるとともに、 まつ毛の育毛成分でハリ・コシのある美しいまつ毛へと導いてくれます。

残っているまつげをケアし、目元環境を整えることから始めて、まばら状態の改善を目指すのも保方法です。

メイクの仕方

まばらなまつげは、毛質が硬くなっていてカールがつきにくくなっていますので、メイクするときにはカール力・ホールド力のあるウォータープルーフタイプのマスカラと金属製のコーム使いがおすすめです。

まつげ全体にマスカラを塗ってから、まつげが少ないと感じる部分にさらにまつげを塗り重ねます。完全にマスカラの液が乾く前に、金属製のコームでまつげをバラしてください。

放射線状に均一に広がるようにすることで、全体的にまつげがしっかりと生えているような仕上がりにすることができます。

ウォータープルーフタイプのマスカラは、落ちにくいので、専用のクレンジングを使って優しくオフしてくださいね。

短いまつげ、何とかしたい!

目元の印象がさみしくなってしまう原因のひとつが、まつげの短さです。
まつげも髪の毛と同じく毛根や毛母細胞があって、生え変わりの周期があります。
まつげも一定の期間に一定の長さになると抜けて、また新しく生えてきます。

まつげの長さは、日本人の平均で5mm~10mmくらいです。
まつげの本数には個人差がありますが、上のまつげで約100~150本、
下のまつげでは約50~80本くらいだといわれています。

毛の生え換わりの周期を毛周期といい、まつげの毛周期は3週間から4カ月程度。
毛周期には、成長初期、成長期、退行期、休止期のサイクルがあります。
成長初期は、皮膚の中で毛がつくり出され、まだ表面には出ていない時期。
成長期とは、毛が皮膚の表面に伸びていき、太くなってコシも出てくる時期です。
退行期になると、まつげの成長が止まります。
休止期には、毛根との結びつきが弱まって抜け落ち、次のまつげが生えてくるための準備段階に入ります。

まつげが短い場合、まつげの毛周期が狂ってしまうことで長く伸びにくくなっている可能性が考えられます。
まつげ美容液をつかって、まつげの毛根に栄養を送り、長く太いまつげを育てるケアがおすすめです。

短いまつげをメイクで長く見せるには、マスカラの力を借りましょう。
マスカラを仕上がりの感じで分類すると、「ロングタイプ」と「ボリュームタイプ」「カールタイプ」に分かれます。
まつげを長く見せるには、「ロングタイプ」のものがおすすめです。

ロングタイプのマスカラはファイバータイプとよばれることもあり、名前の通り繊維がたくさん入っています。
ロングタイプのマスカラで長いまつげをつくるときには、まつげの先にもまだ長さが続くつもりで
ブラシを止めずに長く長く動かしていくようにしましょう。
マスカラのブラシを上に向かって塗ることで、マスカラ液の中に入った繊維が短いまつげの先に付いていき、
どんどん長くなっていきます。