まつげに負担をかけない優しい洗顔方法

健康的なまつげを育てるためには、マスカラやまつげエクステ、まつげパーマなど
お休みする日や期間を取ることが必要です。

しかし、まつげメイクをお休みしている間の洗顔で、
「まつげを、また傷めてしまった」という話を私の周りでよく聞きます。
メイクのクレンジングと同じく、アイメイクをしていないときの洗顔も負担をかけないよう
まつげとまぶたへの優しさを念頭に置いて行ってください。

優しい洗顔方法とは、しっかりとキメの細かい泡を立ててから、
まつげとまぶたに直接指が触れないくらいのタッチで、まつげの流れに沿って、そっと洗うことをいいます。
「指を横向きやクルクルと円を描くように動かす」「爪を立てる」といったことは絶対NGです。

まつげが傷んだり生えにくくなる原因のひとつがストレス。
ストレスを感じて、ホルモンバランスや自律神経が乱れると、まつげの毛母細胞の働きがにぶります。
まつげの毛母細胞が影響を受けると、まつげが伸びにくくなったり、毛周期のバランスが崩れたりして
まつげがまばらになったりしまいます。
ストレスは、まつげ以外にもお肌や髪の毛に悪い影響を与えるもの。
ストレスを溜めこまないで、上手に発散することを普段から心がけるようにしましょう。

まつげには、生え変わりのサイクルである毛周期があるので、1日に数本程度抜けるのは自然なことです。
しかし、まつげに優しい生活を心がけていても改善が見られない、目の周りが腫れたりただれたりしている、
1日に10本以上もまつげが抜けてしまう、といった場合には病気が疑われます。
皮膚科や美容外科などでも診察はしてもらえますが、目の周りのことなので眼科を受診するのがベストでしょう。

まつげが抜けてしまう症状のひとつが、円形脱毛症です。
現在のところ、円形脱毛症の特効薬となるものはないといわれています。
お医者さまに相談しながらまつげにやさしい生活を続け、まつげ用の美容液などを使って
気長にまつげが生えてくるのを待つようにしましょう。