スッピンで目ヂカラがアップする理想のまつげの長さとは?

メイクでマスカラを塗っても、まつげエクステでボリュームアップする時も、どこまでも長く太く濃いまつげにしてしまうのが女性の欲望です。

ただ、目ヂカラをアップするためにと、欲望の赴くままにどこまでも長いまつげにしてしまうと、不自然な目元になってしまいます。では、理想的なまつげとは、具体的にはどんなものなのでしょうか?

美しさの黄金比

美しさを数字で考えるときによく用いられるのが、『1:1.618』で表される『黄金比』です。この『黄金比』は、たくさんの芸術作品や建造物などで取り入れられています。特に有名なのが「ミロのヴィーナス」像。

「ミロのヴィーナス」像では、「頭のてっぺんからつま先」「おへそからつま先」などあらゆる長さに『黄金比』を使うことで、バランスのとれた美しさを醸し出しているといわれています。

この『黄金比』は、人の身体や顔のパーツにも当てはめられ、まつげも例外ではありません。まつげと比較するひとつめのパーツが、まぶたです。

「まつげの生え際から眉山の下までのまぶたの長さ」と「まつげ」の比率

鏡を持ち、目を正面から見てみてください。「まつげの生え際から眉山の下までのまぶたの長さ」と「まつげ」の比率が、1.618:1になるくらいが理想的なまつげです。つまり、まつげの生え際と、眉山の下部分の中間を超えるくらいまでまつげが伸びているのが、美しく見えるバランスになります。

「瞳の直径」と「まつげ」の比率

まつげと比較するふたつめのパーツが、瞳です。鏡を正面から見たときに、「瞳の直径」と「まつげ」の比率が1.618:1になるかどうかチェックしてみてください。日本人の瞳の平均的な直径は12mmです。正面から見たまつげが、約19mmほどあれば理想的となります。

スッピンの状態でまつげの理想的な長さをイメージしておくことで、マスカラで長さを出すときや、まつげエクステでエクステを選ぶときに迷うことがありません。素のまつげでそこまでの長さを出すことは難しくなりますが、まつげ美容液などでケアしていくときの目標のひとつにすることはできます。