まつげ育毛剤の効果的な使い方

まつげ育毛剤はまつげ美容液と似ていますが、名前のとおりまつげを育てるための成分がたくさん配合されています。
基本的にまつげ育毛剤には傷んだまつげを太く長くする、抜けにくくするという効果があります。
まつげ美容液とまつげ育毛剤の大きな違いは、まつげ育毛剤には医療用のものがあるという点です。
医療用のまつげ育毛剤は、もともとはまつげ貧毛症の治療薬として開発され、薬の副作用や病気などが原因でまつげが抜けてしまうという症状に使われることが多くなります。
一般に広く市販されているので手軽に使えますが、医療用のまつげ育毛剤の場合、医師の許可や処方が必要になります。

まつげ育毛剤は、今生えているまつげをケアしてハリやコシをもたせるのと同時に、次に生えてくるまつげを強く丈夫にする働きがあります。
なので、まつげ育毛剤の効果を実感するには、数カ月といった長い期間、毎日気長に続ける必要があります。
商品の取扱説明書の記載や、医師から処方された場合には医師の指示を守って使用してください。
しかし一般的には、朝晩の洗顔後のお肌やメイクの汚れがきれいに落ちている状態で使うのがベストなタイミングとなります。
毛根に有効成分や栄養素を届けることで、次に生えてくるまつげに作用するようにつくられています。
毛穴やその周りがきれいになっていると、有効成分や栄養素が吸収しやすい状態になっているからです。

まつげ育毛剤は、まつげの毛先よりも根元にていねいに塗ることを心がけましょう。
マスカラのようなブラシがついているまつげ美容液もありますが、根元に塗るのならチップタイプの方が塗りやすくておすすめです。
ブラシタイプで塗りにくい場合、洗って清潔にした指先や綿棒などに液を取って塗ってもOKです。

まつげ育毛剤を塗るときにはていねいに塗りましょう。
成分の中には、目に入ると有害なものもあります。きちんと清潔にするという事は大前提ですので忘れないようにしましょう。
また、皮膚にたくさん付くと色素沈着を起こす成分もあるので、1本1本落ち着いてゆっくりと塗るようにしてください。