短いまつげ、何とかしたい!

目元の印象がさみしくなってしまう原因のひとつが、まつげの短さです。
まつげも髪の毛と同じく毛根や毛母細胞があって、生え変わりの周期があります。
まつげも一定の期間に一定の長さになると抜けて、また新しく生えてきます。

まつげの長さは、日本人の平均で5mm~10mmくらいです。
まつげの本数には個人差がありますが、上のまつげで約100~150本、
下のまつげでは約50~80本くらいだといわれています。

毛の生え換わりの周期を毛周期といい、まつげの毛周期は3週間から4カ月程度。
毛周期には、成長初期、成長期、退行期、休止期のサイクルがあります。
成長初期は、皮膚の中で毛がつくり出され、まだ表面には出ていない時期。
成長期とは、毛が皮膚の表面に伸びていき、太くなってコシも出てくる時期です。
退行期になると、まつげの成長が止まります。
休止期には、毛根との結びつきが弱まって抜け落ち、次のまつげが生えてくるための準備段階に入ります。

まつげが短い場合、まつげの毛周期が狂ってしまうことで長く伸びにくくなっている可能性が考えられます。
まつげ美容液をつかって、まつげの毛根に栄養を送り、長く太いまつげを育てるケアがおすすめです。

短いまつげをメイクで長く見せるには、マスカラの力を借りましょう。
マスカラを仕上がりの感じで分類すると、「ロングタイプ」と「ボリュームタイプ」「カールタイプ」に分かれます。
まつげを長く見せるには、「ロングタイプ」のものがおすすめです。

ロングタイプのマスカラはファイバータイプとよばれることもあり、名前の通り繊維がたくさん入っています。
ロングタイプのマスカラで長いまつげをつくるときには、まつげの先にもまだ長さが続くつもりで
ブラシを止めずに長く長く動かしていくようにしましょう。
マスカラのブラシを上に向かって塗ることで、マスカラ液の中に入った繊維が短いまつげの先に付いていき、
どんどん長くなっていきます。