まつげが薄いから何とかしたい方|よくある症状・原因と改善方法

スッピンになったときに目元がさみしくなる原因のひとつが、まつげの薄さです。まつげが薄いと感じてしまうのは、まつげ自体の色が薄いから。

色白の人は髪やまつげも茶色っぽいことが多い

日本人は髪の毛もまつげも黒いものと思われていますが、遺伝的に色素が薄い色白の人の場合、髪やまつげも茶色っぽいことが多いです。

茶色いまつげだと、黒いまつげよりもやさしい印象になりますので、やさしい印象を狙って、まつげエクステでもブラウンをミックスしたり、ブラウンのマスカラや付けまつげを使ったり。

遺伝的にまつげの色素が薄い場合、残念ながら色素を濃くすることはできません。でも、「まつげの1本1本を太く長くする」「本数を増やす」などの方法で、目元の印象を強くすることはできます。

メイクやまつげエクステでまつげを濃くする方法の他にも、まつげ美容液を使って、素のまつげ自体を太く長くすることで、濃い印象にすることも可能です。

マスカラを使って

素のまつげがしっかりしていると、マスカラを塗ってもまつげエクステをしても、土台がしっかりしているので映え方が違ってきます。色素が薄い方はお肌も白いので、まつげが濃くなったときにより映えるのが利点です。

まつげを濃く印象的に仕上げるメイクには、黒の深みにこだわったマスカラを使うこと。ひとくちに黒のマスカラといっても、メーカーによって黒の色味や深さに違いが出てきます。メイク用品売り場のテスターをできる限り試して、深みのある黒を選びましょう。

まつげの量も増やしたいなら、マスカラの下地を使ってからマスカラを塗るのがおすすめです。

まとめ

まつげの色素が薄い人は、まゆ毛や髪の毛の色も薄いことがほとんどなので、まゆ毛や髪の毛が薄いままなのに、まつげだけが濃くなると、チグハグで不自然な印象になってしまいます。

まつげの薄い人が深い黒のマスカラを使うときには、髪の色も深い色味にしたり、まゆ毛も濃い茶色や濃いグレーのアイブロウを使って、全体の印象をまとめると良いでしょう。

パーマがまつげに与える負担ってどれくらいあるの?

まつげエクステが高い人気を誇っていますが、まつげパーマにも根強い人気があります。パーマとは永続性のあるウェーブという意味をもつ「パーマネントウェーブ」の略です。

まつげや髪の毛などの毛髪の内部は、繊維状になったタンパク質が束になってできています。パーマをかける場合には、薬品で内部のタンパク質を切断してからロッドなどで形をつくり、ふたたび結合させることで、欲しい形に固定させることができます。

パーマをかけるときに使う薬品は、毛髪の表面を覆っているキューティクルをはがして中まで浸透。内部のタンパク質に作用します。その刺激によってまつげが傷み、切れやすくなるなどのダメージを与えてしまうのです。

まつ毛パーマのダメージ

まつげパーマによって受けるダメージには個人差があります。私の周りでも、同じお店で同じ薬品で同じ施術を受けたのに、ダメージを感じる方とそれほど感じない方がいます。素のまつげがハリやコシのある健康な状態なら、まつげパーマのダメージは少ないものになります。

でも、素のまつげが傷んで細くなっていたりすると、パーマをかけることで、負担大。まつげはダメージを受けてしまいます。

ダメージを減らす方法

少ないダメージでまつげパーマを楽しむ方法は、普段からまつげ専用の美容液などでケアを行い、健康なまつげに育てていくこと。まつげパーマを受けたあとも、ケアを怠らないようにすることで負担を軽くすることが出来ます。

まつげにハリやコシがあって健康的な状態なら、まつげパーマのカールも長くもつので、パーマをかける頻度も減らせます。パーマのもちには個人差がありますが、1カ月くらいで取れ始めると感じる方が多いです。もちのいい方でも、まつげの生え変わりによって2カ月を過ぎると通常の状態に戻ってきます。

ですから、まつげパーマをかけてから次の施術までは、少なくとも1カ月以上は空けるようにしましょう。イベントのタイミングなど長期的に見通して、計画的にまつげパーマをかけることも重要です。

まつげがまばら、トホホ。

まつげの悩みでよく聞かれるのが、「生え方がまばら」というトホホな声です。まつげがところごころ少なかったり、まったく生えていない部分があったりで、濃い部分と薄い部分がまばらになっているという症状です。

髪の毛の質の変化を感じやすいのが30代後半からといわれていて、まつげの質の変化もそのぐらいから感じる方が多くなっています。

まつ毛がまだらになる原因

まつげがまばらになる原因のひとつは、加齢によって血流が悪くなることです。まつげエクステやビューラー、目元のメイクを落とす際のダメージでまつげが抜けたり切れたりしても、若いうちなら比較的短い期間でダメージを回復できます。

しかし、加齢によって目元の血流が悪くなると、酸素や栄養分をまつげの毛母細胞に充分に届けることができません。血流が滞って酸素や栄養分が不足することで、まつげの毛周期が狂います。

そのためにまつげがなかなか生えてこず、生えてきても伸びるスピードが遅かったり、すぐに抜けてしまったりするのです。

血流を促すマッサージ

まつげの毛根への血流を促すには、目の周りのマッサージがよいでしょう。マッサージ用のクリームやオイルを使って、軽いタッチでマッサージしてください。

首を冷やさないようにすることも重要です。首が冷えてしまうと、顔全体への血流が滞ります。そうなると、まつげが生えにくくなるだけでなく、お肌の乾燥や頭皮環境の悪化による髪質の変化にもつながります。首元をあたためることで顔への血流を増やして、酸素や栄養分を充分に届けられるようにしましょう。

まつげ美容液

まつげ美容液を使う方法もあります。今、まつげ美容液も色々なメーカーから試行錯誤の結果、優れたものもたくさん販売されていますから、使ってみるのも方法です。

例えば、今人気の美容液といえばエビちゃんが愛用していることで話題になっているこちら



保湿力の高い美容成分を配合していますから、目元のくすみや目尻のシワをケアなどの目元の環境を整えるとともに、 まつ毛の育毛成分でハリ・コシのある美しいまつ毛へと導いてくれます。

残っているまつげをケアし、目元環境を整えることから始めて、まばら状態の改善を目指すのも保方法です。

メイクの仕方

まばらなまつげは、毛質が硬くなっていてカールがつきにくくなっていますので、メイクするときにはカール力・ホールド力のあるウォータープルーフタイプのマスカラと金属製のコーム使いがおすすめです。

まつげ全体にマスカラを塗ってから、まつげが少ないと感じる部分にさらにまつげを塗り重ねます。完全にマスカラの液が乾く前に、金属製のコームでまつげをバラしてください。

放射線状に均一に広がるようにすることで、全体的にまつげがしっかりと生えているような仕上がりにすることができます。

ウォータープルーフタイプのマスカラは、落ちにくいので、専用のクレンジングを使って優しくオフしてくださいね。