まつげが傷んでる、どうにかしたい

まつげが傷んでいると、すぐに切れたり、ハリやコシを感じられなくなったりしてしまいます。
まつげが傷む原因のひとつが、まつげを”盛る”ことです。
まつげにエクステをつけた状態でまぶたを上げ下げする負担は、
1年の間で約61kgの重量のものを1センチ持ち上げるのと同じくらいの仕事量になります。
61kgというと、標準的な男性の体重です。

つけまつげの場合の1年間の負担は、
まつげエクステを上回り、約95kgのものを1センチ持ち上げる仕事量になります。
95kgというと、力士の体重です。

まつげに乗った男性や力士を想像すると、まつげエクステやつけまつげの負担の大きさが想像できますよね。
まつげを”盛る”行為は、まつげだけでなく、まぶたにも負担をかけます。
まぶたは皮膚が薄いです。
引っ張られる負担にとても弱くなっています。

まぶたが引っ張られ続けることで、まつげが不健康になるだけでなく、
眼瞼下垂というまぶたが垂れ下がってくる症状が出ることもあります。
そうなると、目を見開こうと頑張ってしまうことで、筋肉が緊張。
肩こりや頭痛の原因にもなるのです。

とはいえ、自然に目元を印象付けられるまつげエクステも、
手軽にゴージャスなまつげを演出できるつけまつげも、
1度その魅力にハマってしまうと、やめられないという方も多いでしょう。
それなら、少しでもまつげやまぶたに負担のかからない方法で楽しむようにしましょう。

まつげエクステをオフするときには、サロンで専用のリムーバーを使い、1本ずつていねいに外していきます。
くれぐれも、自分で引っ張って取ないようにしましょう。
いつもキレイでいるために、一定期間まつげエクステを休むこともおすすめです。
まつげの毛周期は3週間から4カ月程度です。
まつげが傷んでいると感じるなら、少なくとも1カ月は休むようにして下さいね。

つけまつげは、特にまつげやまぶたへの重量がかかりやすいです。
付けている時間を短くするようにしてください。
外すときも、まぶたの皮膚が引っ張られないように、やさしく取って
連日で付けることは避けるようにしましょう。